『高利貸の人も(笑)・・メリークリスマス!!』
スクルージじいさんは、けちでしみったれ、町のみんなのきらわれもの。
「ふん、にんげんなんて、すきじゃないのさ」
なんたって、わしは高利貸し、容赦ないビジネスだもん。金はあっても使うもんか。ぼろぼろカーテンにぼろぼろベッド。
死んだ同業者のマーレイの亡霊に、「俺のようになりたいか」と忠告されるけど、
「そんなものはしんじないぞ」
一番目の幽霊は過去を見せてくれた。
「しあわせだった、彼女と結婚するはずだった。おれはばかものだ」
二番目の霊は現在の霊だ。
「人生は楽しまなくっちゃな。気がつけば終りの時だよ」
三番目の霊は、一番こわい。
「たすけてくれ ! すっかりわかったよ。こうして教えてくれたのは、まだ望みがあるからなんだ」
病弱のはかない少年のソプラノも、なんて、せつないお歌のうたい方。
スクルージじいさんが、クリスマスの朝、三つの悪夢から目が醒めて、人生を大好きになり、生まれ変わるシーンのすばらしいこと。
聖書のはなしに「放蕩息子の帰還」というのがある。
もともと良い子もいいけれど、神は放蕩の果てに疲れ果て、気がついて、わが家に帰ってくる息子を、たいそうお喜びだと言う。
なぜなら、なくなったと思っていた捜し物が見つかったのだ。死んだと思っていた息子が帰ってきたのだから。
みなさん、そして高利貸の人も(笑)・・メリークリスマス!!